【線画】イラスト・漫画制作に使うミリペン比較

こんにちは、アマハルです。

今回はアナログ画材の紹介記事です。

 

イラスト・漫画の

「線画に使うミリペンの比較」という事で

色んな会社からミリペンは販売されていますが

どう違うのか、おすすめは?を書いていきたいと思います。

 

※私の制作環境

①i padで下書き

②印刷後アナログで線画

③スキャン後デジタルでべた・トーン

 

②の作業の際、またスキャン後のミリペンの見え方を書いていきます。

 

サクラピグマ

漫画制作、イラスト制作の線画(漫画は背景・イラストは主線)に

一番よく使っているミリペンです。

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(草や野菜、木肌などピグマで描きました)

 

細さは0.05を使っていますが

その他にも多くの太さを選べ種類が豊富です。

 

私がよく使う理由として「インクの出方が少なすぎない」というのがあります。

例えばピグマと比べコピックマルチライナー

インクの出方が少なく、線がかすれやすい・はっきり出ないと感じました。

 

ただ、インクが出やすい分、太いペン先は注意が必要で

線を引いた後、手や定規でインクが伸びて汚れてしまう事があるので

私は線画のみ、太めの枠線では使わないようにしています。

 

 

コピックマルチライナー

特にイラストの主線に活躍しているミリペンです。

ピグマ同様、種類太さの豊富に加え

色も多様で、イラストになじむように色を変えるのに重宝しています。

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(なじませたい線は「セピア」で描いています。※黒はピグマ)

 

ただ、前述したようにインクの出方が少ないので

例えば荒目の水彩紙に線がしたい時などは

かなりかすれ、何度も引き直さないといけない事もあり、

薄め・優しめの線を引く方用な気がしました。

※コットン水彩紙(特にセザンヌなど)はかなりインクが乗らなかったです…

 

 

ZIG MANGAKA(呉竹)

ミリペンは自分の筆圧の強さから毎回すぐに消耗してしまい、

上記の2つより比較的安値なミリペンを探していて見つけたのが

呉竹のこのミリペンでした。

 

現在は0.8を枠線に使っています。

 

上記2つが「耐水性」と記載されているのに対し、

こちらは記載がありませんので注意が必要です。

(「にじみにくい」と記載があります)

 

特徴として、上記のミリペンよりペン先が細身で丈夫な気がしました。

 

注意すべきは私がはずれを引いたのかもですが

ペン先がギシギシする、使い始めて1本目でペン先が割れた

(もしくはそういうペン先の特徴なのかも…)

また、他のペンに比べカスレが生じました。

 

そのため、枠線に使っているもののスキャン後デジタル作画の際に

もう一度クリスタで引き直しています…汗

 

なので比較的安値なミリペンで描いてみたい、という方におすすめ、

または少し特徴の違うミリペンとしてイラストの主線に使う際

何か工夫ができないかな…とも考えています。

 

 

番外編 プロッキー

こちらはミリペンではないですが

100均でも購入できる描き込みなどに使えるペンです。

 

他のサインペンと異なり、

「裏移りしない」

「においがしない」

「水性顔料インク」なので

ある程度にじみがおさえられます。

(が、イラストの主線にはにじむおそれがあるのでお勧めしません。

使う際は完成後など色が乾いた後に使うのを推奨します)

 

私は長らく枠線に使い、

今でも描き文字やデフォルメの際の線に使っています。

 

枠線で使う際、0.8よりやや太めです。

(下記リンク、ツインの「太い方」)

 

かすれたりせず、インクの出方もちょうどいいのと

何より手に入れやすさがおすすめです。

 

 

まとめ

ミリペンは会社によって細さ、インクの出方、色など

特徴が様々で私も今も模索中だったりします。

 

より色んな線が引けるようになるよう

これからも勉強していきたいです。

 

その他リンク

線画

amaharublog.hatenablog.com

 

消しゴム

amaharublog.hatenablog.com