第5話 店主の名前編③-名前を呼んで-
前回の話はこちら→店主の名前編②
こんにちは、アマハルです!
今回ようやく店主の名前発表です!
この頃は「店主」から「千代」と呼び方が変わる事に描いている自分でも
店主と書きそうで慣れませんでした。
そんな中読んで頂いた方から「千代ちゃん」と呼んで頂けて
本当に嬉しく、そのおかげで自分も「千代」という名前にますます愛着を持てるようになりました。
私の場合この漫画を描くまでキャラクター作りというものにすごく苦手意識がありました。
話をガチガチにまず考えてそこからキャラクターをあてはめるやり方で。
そのせいでキャラクターに個性がなく「話に動かされているだけ」となり
どうすればよく言う「キャラクターが勝手に動く」ができるようになるのかと
ずっと憧れて。
この「恋愛読本なんていらない」もはじめはそういう形ではじまって
「年の差」「眼鏡の男性」「心を閉ざした女の子」「レトロ古書店」など簡単な設定だけでした。
それが少しずつご感想など頂けるようになってその温かい想いのおかげで
「もっと楽しんでもらいたい」と思えるようになり
色んなシチュエーションや設定を考えていつの間にか能見は今のようなちょっと間抜けな性格に(しかし仕事の時はクール)千代も成長させたいと思うように変わりました。
ここまで人物に重きを置いて漫画を描く事がなかった私にとってすごく気持ちに変化が生まれた気がしています。
これからも一層登場人物を深堀りできるように、たくさん楽しんで頂けるように
頑張っていきたいと思います!